2014年12月11日木曜日

オリジナル原紙

オリジナル原紙

先般、日本の手漉き和紙(本美濃紙・細川紙)が先の石州半紙に続いてユネスコの無形文化遺産に登録されました。和紙の持つ暖かくて優しいイメージをパッケージの原紙に生かせないかを考えてみます。

現実的な問題としてこれらの手漉き和紙を現状のままパッケージの素材にすることは困難です。
パッケージ原紙には印刷やその後の加工工程での適性を求められるからです。結論的には機械抄造の洋紙で和紙の雰囲気を持った原紙を探すか、オリジナルを作るしかありません。特殊原紙を得意とする製紙メーカーはたくさんありますが、先ず窓口である専門商社(紙問屋)にて原紙のサンプルを手に入れて下さい。専門商社はパッケージメーカーに出入りしていますので、担当の営業マンに相談すると良いと思います。紙袋の原紙では平和紙業、竹尾などが有力な商社です。紙箱(紙器)では深山があります。

和紙の風合いのひとつは表面の凹凸感にあります。この凹凸感を通常の原紙をエンボス加工することで和紙の風合いにする方法があります。エンボスロールは製紙メーカーの系列加工工場で保有されています。また、原紙の裏面が塗工されていないことで凹凸があることを利用する方法もあります。

製紙メーカーにオリジナルで発注するには原紙の種類によっても異なりますが、相当数のロットが要求されます。このロットをクリアしてオリジナルな原紙を発注しているショップもあります。紙袋ならたねや、仙太郎、包装紙なら赤福などです。


特殊原紙を使うより通常の原紙を加工して使用する方法がコストが抑えられます。


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