2016年9月29日木曜日

お詫び

しばらく休止しておりました。今年のはじめにある病気が発覚して、長期療養中です。少し落ち込んでいましたが、このブログのことを応援してくさる人もありまして、また少しずつでも継続してまいります。何も無ければ、今年中には2冊目となるパケージに関する本を出版したいと考えていましたが、今の状況ではとても困難です。パッケージが好きな仲間からのメッセージを頂戴したいと思います。ショップの方々からのご意見もお待ちしています。もし、健康を取り戻すことができれば、来年には会社を創りたいと考えています。「ショップパッケージ研究所」にします。ご興味のある方、色々とご意見をお聞かせ下さい。


2016年1月21日木曜日

蜂蜜まんじゅう

蜂蜜まんじゅう

三重県の津にたいへん美味しいまんじゅうがあります。中にこし餡が入った小ぶりの回転焼ですが、生地に蜂蜜を入れているので上品で優しい甘さが評判です。

まんじゅうは経木で包まれ、さらに包装紙で最終包装されています。経木が水分を逃す役目をして、まんじゅうのベタつきを防いでいます。テークアウトのポリ袋には所々に穴が開けられ、ここでも水分が籠らないような工夫がされています。もちろん出来立てを食べるのが一番ですが、このまんじゅうは冷めても美味しくいただけます。


経木ではなく紙製のパッケージを採用することを考えてもいいかと思います。包装紙も省略できますし、例えば20個入りをいくつか購入する時など、縦積みで袋に入れてもまんじゅうが型崩れするようなことはありません。通常の紙箱の下に奴型に抜いた経木を敷くという方法が良いのですが、コストや手間を考慮すれば、いくつかの機能紙を試してみるのも良いでしょう。耐水性は必要ですが、ポリやフィルムでコーティングされていない通気性のある機能紙を選択してください。


2016年1月8日金曜日

串の文化

串の文化

日本のファストフードには串が欠かせません。団子、五平餅等は伝統的な日本の食文化といっても過言ではありません。串に刺して提供されることで、手軽に食することのできる本当に便利な食べ物です。サービスエリアのフードコートでは、ソーセージなどの定番商品に混じってお好み焼きもあるようで、ドライバーからはたいへん重宝がられているようです。


手を汚すこともなく、食べやすいという利点から考えれば、もっと本格的な串ドーナッツがあってもいいかと思います。(たまに串団子風ドーナッツは見かけますが・・・。)コンビニで買って袋に入れてもらっても、あの丸いドーナッツは口元も汚れ、やがて手も汚れてしまって、ドライブ中の間食としては敬遠されてしまいがちです。俵状にして串に刺してあれば、また違ったニーズが期待できると思います。勿論スイーツとしておしゃれな形状は必要です。筒状の袋に入れて提供します。セブンイレブンでコーヒーと共に串ドーナッツというのはいかがでしょうか。




パープルとホワイト

パープルとホワイト

科捜研の女で主役を務める沢口靖子のファッションには、白と紫のコーディネートが多く使われています。科捜研のユニフォームは科学者の白衣となりますが、彼女はいつもその下にパープル系のセーターかブラウスを着用しています。また、私服のシーンではオフホワイトのスーツ、モノトーンのコートにパープルのマフラーという出で立ちです。役柄もありますが、元々クールなイメージの彼女に、少しだけ色気を加えようという演出だと考えられます。

まるっきりピンクでないところも正解です。白、寒色系のカラーの持つ知的で清潔なイメージは、時には相手にクールでコミュニケーションを避けられているような感情を持たれてしまうことがあります。暖色に近いパープル系を足すことで、いくらか隙を見せる工夫をしています。彼女の中に見え隠れする妖艶さこそ、このドラマの重要なポイントでもあるのです。

白と紫、淡いブルーと紫という配色でパッケージを考えてみて下さい。ベタな色気や媚びた女性色を排除するイメージを作るには最適です。








2015年12月27日日曜日

クリスマスパッケージ

クリスマスパッケージ

 12月に入ると、何故か百貨店の紙袋がクリスマスのデザインになります。店舗のクリスマスムードを演出する仕掛けでもありますが、買い物客がそのままクリスマスプレゼントのパッケージとして利用するであろうという計らいでもあります。ただ、人によっては余計なお世話だと感じることもあります。プレゼントに無縁なクリポッチには、却って迷惑なことかもしれません。できれば、レギュラーのパッケージも選択できるようにしておく方が良いのではないでしょうか。

お店にとっても、クリスマス用の紙袋を用意する事は余分な出費であり、過不足が無いようにコントロールすることもたいへんです。レギュラーの紙袋に少しアレンジを加えて、プレゼント用に変身させる工夫をしてください。よく使われるパターンは、バッグキャップと言って、紙袋の上からクリスマスデザインのキャップ(帽子のようなもの)を被せるテクニックです(ザ・パックのパテント商品)。また、手提げの部分にオーナメントを付けるテクニックもあります。可愛いサンタのイラストが印刷された紙製のものでも良いと思います。レギュラーの紙袋のデザインが、そもそもクールなイメージでは難しいかもしれませんが・・・。




切れている沢庵

切れている沢庵

 価格は少し高めの設定ですが、最初から切れている沢庵で助かっている人はたくさんいます。包丁を洗うのが面倒な時もあれば、包丁が使いづらい高齢者もいます。最近では焼き豚などの惣菜、野菜、フルーツとたくさん出回っています。菓子類でもロールケーキなどで見かけます。ただ、羊羹などの和菓子では難しいのか、あまり見かけることはありません。
羊羹などは切ってしまってからの包装が困難なのだと思います。そこで考え出されたのが一口羊羹という商品です。確かに切り分ける手間も無く便利ですが、包装に経費が掛かり割高な価格設定となっています。正直なところあまり売れているイメージはありません。

羊羹好きな人のために羊羹と何かをコラボさせて、新しい商品を作ってみてはいかかでしょうか。羊羹とカステラ、羊羹と餅などはすでにあるようですが、新しく形状を変えれば付加価値も生まれて割高感は解消されます。一口羊羹で付加価値を付けることは困難です。

名古屋両口屋にはこの発想の商品があります。

虎屋の一口羊羹

両口屋の新用品

東京バナナ


東京バナナ

東京土産の定番と言えば、やはり東京バナナです。定番とは当たり外れが無いということで、東京を代表するお土産ものという意味ではありません。しかし、東京駅で一番売れているお土産には違いありません。バナナ風味が定番たる有縁だと思います。出張から帰るサラリーマンがその日の夕方に会社に持ち帰れば、少し小腹の空いた社員には最高のおやつになります。また、翌日の朝に配れば、仕事前のコーヒーやお茶をさらに美味しくしてくれることにもなります。自然の無い都会で、名物を創り出さねばならかった企画マン達の苦労の産物と言えます。

価格と入数の設定が絶妙です。さらに、配りやすいという事も大事な要素です。デザインの黄色はおいしさを表現する定番色です。また、手提げの紙袋も女性受けするかわいさを狙ったデザインになっています。売れるお土産の創り方をよく研究しています。東京駅のモノトーンの中だからあの黄色が目立つのだと思います。どこで売る商品であるかということを考えねばなりません。雷門の商店街なら赤、千歳空港なら白かもしれません。