2015年11月29日日曜日

デザイナーはもっと外に出よう

デザイナーはもっと外に出よう

最近、デザインの盗用について色々と騒がしいようですが、問題の根底にはデザイナーの
感性の貧困さがあるように思います。パブリシティやパソコン検索機能の氾濫が、彼らの
感性を駄目にしてきたと言えます。

デザイナーはパソコンのデスクを離れ、もっと外へ出てみるべきです。街の表情は毎日変わっています。森に行けば木々の表情で季節を感じます。視覚は感性を養うひとつの窓です。街や森の風景には音も香りも付いています。音や香りで風景はいくつもの表情を見させてくれます。それらの表情から多くの刺激をもらうことで、感性も養われていくものだと思います。


私の知っているデザイナーで感性の高い人ほど、デザインの専門的な学校を出た人はいません。今のデザインの教育がおかしいのでないでしょうか。





日本古来の紋章は自然の中で創られてきました



他社とのギフトセット

他社とのセットギフト

核家族化が進んでいる現在では、同じものをたくさんいただいても困ることが多々あります。特に菓子類などでは消費期限もあり、仕方なく近所にお裾分けをするはめになりかねません。また、同じような味覚のものでは飽きてしまうこともあります。ソーシャルギフトの平均価格が5000円程度とするならば、菓子類が選択され難い理由もそこにあるような気がします。

フォートナムメーソンのギフトでは紅茶と焼き菓子のセットがあります。憩の時間をプレゼントするというテーマがあって、たいへん魅力的なギフト商品だと感じます。しかし、和菓子には何故かこのようなセット商品がありません。和菓子の好きな高齢のご夫婦でも、いくらか多すぎるにではないかと躊躇われることがあります。美味しい日本茶とのセット商品はないものでしょうか。例えば、京都の老舗、鶴屋義信と福寿園とのコラボギフトなど







鼓月のパッケージ

鼓月のパッケージ

鼓月の千寿せんべいのパッケージについて感じることがあります。
鼓月は京都に本社を置く和菓子の専門店で、自社工場で生産した商品を全国の支店で販売する中堅企業です。パッケージ全体のイメージは、どちらかというと控えめで地味です。個々が出しゃばらず、全体のトーンを京都らしくはんなりとしたイメージでまとめているようです。
主力商品に千寿せんべいという菓子がありますが、この商品の位置づけがもうひとつ分かり難いものになっています。中元、歳暮というギフト性もあり、一方では八つ橋のような観光土産の性格も持ち合わせています。(比較的安価でボリュームもありますから、後者のイメージで販売できるのかもしれません。)土産店の店頭で安っぽく積まれた商品を見てしまうと、なかなかお中元の商品として選択しづらいものがあります。ただ逆にギフト性の高い商品として販売されているものであれば、土産品としては競争力のある商品になります。

パッケージで判断すれば、明らかに土産品です。
せんべいと言っても厚みもありボリュームもあるのですから、平積みにするのはどうかと思います。安っぽいイメージになってしまいます。パッケージのコストを考えると、確かに平積みにした方が容積は少なくコスト的には安く上がりますが、斜め置きで全体に余裕を持たせた方が上品なイメージとなります。ギフトの高い商品をイメージさせながら、観光土産市場で販売するという戦略が可能となります。


身と仕切りを一体にした形状を考えると良いと思います。