2015年3月17日火曜日

ケーニヒスクローネのパッケージ

ケーニヒスクローネのパッケージ

個人的な感想ですが、黒をベースに置いて全体をモノトーンにしたビジュアルにセンスの良さを感じます。モノトーンをベースにすることで、個々のパッケージで使用する単色カラーが映えてきます。このデザインを生かしているのが、紙袋や箱の表面のコーティングです。また、手づくり感を演出するために、和紙風合いの原紙を使用している商品もあり、デザインと素材の組み合わせが多彩で、そのひとつひとつのパッケージに心地よさすら感じることもあります。

紙素材の袋もポリ素材の袋も、どれもコストの高い素材や加工方法で構成されていますが、デザインのテーマを損ねることなくもう少しコストダウンを図ることも可能です。紙素材で施されているコーティングをフィルムから樹脂に変える方法もあります。また、ポリ製の手提げ袋は、手提げ部分をポリ袋の中に織り込んでしまう形状に変える方法もあります。

現状のサービスバッグは顧客満足度において、かなり高いポイントを得ていると思いますので、素材の厚みなどベースのスペックは変えない方が良いと思います。




袋の上部に手提げが織り込まれている。







2015年3月10日火曜日

規格寸法で作る紙袋

規格寸法で作る紙袋

テークアウト用の紙袋はできる限り規格寸法で作ることをお勧めします。
一般的に、底の形状が正方形に近いサイズになると、機械による製袋ができなくなります。
手加工で成形するしかないのですが、結果的に大きなコストアップの要因となってしまいます。例えば、正面幅が320mmの紙袋ではマチ幅の最大寸法220mmが機械成形の規格寸法です。従って、中に入る商品の箱はできる限り長方形のスタイルで企画してください。
 
正面幅に対応できるマチ幅の最大寸法は下記の通りです。
巻き取り自動製袋での寸法です。(メーカーにより多少の差はあります。)

正面幅(mm
マチ幅最大寸法(mm
280
150
260
180
220
140
200
140
180
80

ショップパッケージ研究クラブのブログで確認してください。


※ 洋菓子のデコ箱や和菓子のセット箱では正面幅(340mm)の紙袋が多く使用されますが、
このときの最大マチ幅は240mmとなります。







2015年3月5日木曜日

紙管パッケージ

紙管パッケージ

名前の通り紙製の筒状のパッケージを紙管と言います。賞状などを収める筒は紙をスパイラル状に成形したものを生地にして、外側に印刷原紙を貼って完成させます。これをスパイラル紙管と言いますが、もうひとつペーパー管というものがあります。先のスパイラル紙管と違って生地を使わず、板紙を茶筒のように丸めて両端を接着して成形したものです。身近なものでは6Pチーズのパッケージがそうです。ヴァレンタインのチョコのパッケージには多く使われています。

パッケージの高さについてはある程度自由に設定できますが、円の直径はメーカーの保有する型に合わせる必要があります。木型の費用を抑えることを考えると、蓋、身、底のデザインに使用するカラーを4色程度にして、全パーツがひとつの木型に収まるようにする工夫をして下さい。

板紙の素材以外にも本体をカラーの片段(段ボールの波目が見えている素材)を使うことも
可能です。

最近では一口羊羹や一口ういろうなど一口サイズの商品が多く出ていますが、どれも良く似たパッケージになっていますので、思い切って紙管入りの商品を開発したらいかがでしょうか。三角形の羊羹があっても良いと思います。